第2回ピアリング笑顔塾「だけど、おしゃれを楽しもう」を開催しました。
国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター臨床心理士の藤間勝子先生によるアピアランスケアについて
藤間先生は
「治療により見た目が変化してしまっても、気にならなければそのままで過ごしても何ら問題はありません。
ただ、変わってしまったたことで周りの人からどう思われるか、自分のイメージが変わってしまうのが不安、などと思うなら、ウィッグやメイクでカバーすることで、気持ちが上向きになるかもしれません。」
「大切なのは、治療前と同じように見た目を維持することよりも、自分らしさを実感すること。逆に普段お化粧しなかったのに、治療が始まった途端、急に何かケアしなきゃいけないとプレッシャーになってはいけません」
とおっしゃっていました。
「誰でも、休職してる間には髪型が変わるし、年齢、流行などに合わせ、髪型や化粧、服装などを変えることもあります。外見は、いつも同じではないですよね。だから、以前とまったく同じに戻れなくてもよいのです。
乳がん経験を持つスタイリスト・菊原亜紀江先生によるトーク&おしゃれワークショップ
亜紀江先生は、2度の乳がんを経験し、絶望の中で「装い」の持つ大きな力に気づいたそうです。そこで、本業のかたわら、病気で気持ちが沈んでいる方を「装い」でエンパワメントする活動にも力を注いでいます。
亜紀江先生の力強いプレゼンを聴き、そのストーリーを、自らと重ね合わせて大きくうなずく参加者の方々が印象的でした。


[2018年11月17日開催]
> より詳細な開催レポートはニュース・ピアリングのサイトにて