[2022年11月26日開催]
2022年11月26日(土)に第28回ピアリング笑顔塾「がん患者さんの生活の質の維持向上のために、漢方薬を使ってみましょう」を開催しました。
ピアリングは2022年に創立5周年を迎えました。それを記念して医師によるオンライン・セミナーのシリーズを企画。講師は、漢方薬とがん治療における支持・緩和療法研究の第一人者である、東京慈恵会医科大学特任教授の上園保仁先生です。

気になる婦人科領域についての効能は?
女性の3大漢方薬として23番 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、24番 加味逍遙散(かみしょうようさん)、25番 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)があります。乳がんのホルモン治療中の方には身近な薬ですね。
これ以外にも婦人科領域の漢方薬はあと10種類くらいあるので、もし3大漢方薬が効かなくても、第2の矢、第3の矢で効くことがあるそうです。
余談ですが、漢方薬が飲みにくいと思っている方はいませんか? 混ぜて飲むおすすめは、ココア・ミロだそうで、漢方の味がしなくなり飲みやすいそうです。よかったらお試しください。
参加された方からの感想をご紹介
参加された方からの感想をご紹介
最後に今回参加された方の感想を一部ご紹介します。
選択肢の一つとして漢方薬を取り入れた治療の提案をしてくださるドクターが増えるといいなと思いました。
時間が足りないと感じました。それくらい、とてもいい回でした。画面越しに拍手しました。上園先生第2弾をお願いしたいです。
セミナー中にご紹介頂いた、アンチエイジング効果や、愛情ホルモンが出る漢方薬もある事をしり、治療とは別で健康で美しく生きていく為にとても良いお薬があるのだと、知る事が出来て興味深かったです。
ホルモン治療での更年期障害に関わる漢方薬について、もう少し詳しくお話が聞けるととても嬉しいです。
漢方は味が独特で一般的に飲みにくいと思いますが、自分の身体にあった漢方は、味も飲みやすく感じるといった話も聞きましたが、どうなんでしょうか?体感して確認したいと思いました。
ホルモン療法の副作用解消のため漢方薬を飲んでいます。血液検査の必要性や気になっていたことが聞けて良かったです。自分に合う、合わないは(2週間飲んでみて)しっかりくるかどうかということに納得しました。
感想をお寄せくださったみなさん、ありがとうございました。
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