「私は強いから、大丈夫。」そう思いながら、がん治療を1人で乗り越えようとしていた私。 でもピアリングで仲間と出会って、「ここには、私のことをわかってくれる人たちがいる!」と心強さを感じました。 現在は、AYA世代向けのおしゃべり会を開催しています。心がゆるっとなる時間を過ごしてもらえるといいなと思っています。
2015年に卵巣がんが見つかり2017年2月に再発し、事実を受け止めるのに時間がかかりました。でもある日、ふと気が付いたのです。先のことを心配しくよくよ泣きながら過ごす時間と、明るく元気に楽しく一日一日を大切に過ごす時間は、私の大切な人生の同じ時間。そしてそのどちらを選択するのか決めるのは「私」。がんになったことでピアリングに出逢い、素敵な人たちと出逢い、新しい世界が広がりました。経過観察に入った今、今度はみなさんの心が軽くなれるお手伝いができたらと思っています。
私がピアリングを知ったのは、乳がんの術後間も無くでした。登録したその日に書いたダイアリーにたくさんのコメントが届き、その時の、驚きと嬉しさは今でも忘れられません。治療をしながら陶芸の仕事をしていますが、ピアリングサポーターとして、時々お手伝いもさせて頂いています。支え合う、温かいコミュニティの仲間に出会えて本当に良かったです。
がん告知を受けてからネットサーフィンで情報収集ばかりしていたあの時、ネガティブな情報しか目に入らなかった。でも実際、ピアリングで出会ったがんサバイバーは治療を終え元気に生活している人、治療中でも好きなことをやり楽しく生活している人もたくさんいる。もっと早く知っていたらどんなに気が楽になっていたか…。元気になった今ピアリングを通して『がんだけど元気に生きてる』とたくさんの人に伝えたいと思っています。
「私は強いから、大丈夫。」そう思いながら、がん治療を1人で乗り越えようとしていた私。 でもピアリングで仲間と出会って、「ここには、私のことをわかってくれる人たちがいる!」と心強さを感じました。 現在は、AYA世代向けのおしゃべり会を開催しています。心がゆるっとなる時間を過ごしてもらえるといいなと思っています。